育成ゴール設定の話
会社の研修動画に「部下育成のゴール設定」のものがあって、いいと思ったので見返せるようにメモ。
部下育成のゴールだけでなく、自分の目標設定にも応用できそう。
ゴール設定について
部下育成は部下の状態に応じての個別対応になる
STEP1. テーマの設定
- いわゆる課題設定
- 求める人物像や評価制度を参考に(こういった人材になってほしい)
- 会社が定めたものは抽象的でイメージができないので、現場の業務や課題に合わせて設定
STEP2. 基準の具体化
- 期待する成果に書き換える
- 例えばリーダーシップの発揮は今の現場だとどういった常態か?
- とるべき行動に置き換える
- 例えばリーダーシップを発揮している人は具体的にどんな行動をしているか?
- いつまでにできているか?の期限を設定
STEP3. 基準の数値化
- 評価するために、イメージしやすくするために、数値化する
- 成果は金額、件数、割合などに数値化
- 行動は時間、回数、頻度などに数値化
ポイント
- 行動レベルで具体化
- 数値でわかりやすく
- 実践・達成できるもの
- 期限を決める
- 評価・フィードバック
部下の現状把握
ゴール設定の前に現状を把握することで、課題やゴールを絞り込む。
モチベーションの軸とスキルの軸で現状を評価して、何を管理するか?の方針を決める。
現状分析シートと例
- スキルの高さは時間的な観点をベースに期待と比較してどうか?
- モチベーションの高さは行動量な観点をベースに期待と比較してどうか?
- 基準や期待から比較して高いかで判断して、課題や対処の方針を絞る。
- 一気に改善することは不可能なので、解決したい重点課題を2つ程度に絞る。
育成ゴールの設定
- 強化ポイント・成長のテーマを決める
- 評価の基準を具体的な行動や結果に落とし込む
- マインド系のテーマも、どういった行動をしていたら達成できているか?に落とし込む
- 会社評価の人物像から決めるとしても、現場の業務に合わせて表現する
- 理解できるか?達成できそうか?を確認する